こんにちは。作詞家の高瀬愛虹と申します。
早速ですが、質問にお応えいたします。
私の好きな言葉に「センスは知識からはじまる」があります。
たくさんの歌詞を見てインプットを増やすのが、まず大切だと思います。
歌詞検索サイトの歌ネットでは作詞家で歌詞を検索することができます。
楽曲の売り上げランキングであったり、歌詞サイトにもランキングがあるので、人気のアーティストの歌詞を調べるのも良いと思います。
次に楽曲をたくさん提供されてる著名な作詞家さんの歌詞も見てみましょう。
近年の人気ボカロPの歌詞もオリジナリティーがあるものが多いのでボカロPさんの歌詞も参考になると思います。
いずれにしてもボキャブラリーが豊富な作詞家さんを新しく探し出すくらいの気持ちでたくさん調べてみてください。
作詞家ごとに見ることによって、ロジックに気づきやすいです。
例えば、捻りを入れてたり、言葉遊びだったり、見えてくるものがあります。
その後、実際に歌詞を書く上でのコツとしては、「自分の言葉」で作詞をするように心掛けてみてください。
ぶっ飛んだ歌詞よりは「共感」があるものの方が望ましいです。
例があった方が分かりやすいと思うので、私が作詞した歌詞をあげてみます
『パノラマリウム』
https://www.uta-net.com/song/321894/
“たまには背泳ぎ 空を見上げて行こう”
「上を向いて歩こう」というフレーズはよくあると思いますが、捻りのある別の言い回しになっています
全体として休むことを肯定した歌詞になっています
背泳ぎだけ、常に顔を出した泳ぎ方です
いつももくもくと息継ぎを忘れるほど水面に顔をつけて泳ぎ続けているように、日々一生懸命な人がたまには別の泳ぎ方で空でもゆっくり見るように生きてもいいんじゃないかという表現になっています
他のアイディアとしては、私の場合、アニメのキャラクターソングの歌詞を書くことがあるのですが、例えば「憎しみを抱えて生きる主人公」や「酒癖も悪く女好きのヴィラン」など、ありのまま自分のじゃない書かないような歌詞もキャラソンだからこそ書けることがあります。
そのキャラの性格や背景を知って落とし込み、自分の中でキャラクター描写を広げているからだと思います。
キャラソンじゃなくても、いつも書かないような主人公像にして、具体的に細かく設定を自分なりに作ってから歌詞を書くのも良い方法だと思います。
年齢は?どんな性格か?何が好きか?何が嫌いか?趣味は何か?何に悩んでいるか?
情景描写もいつもだったら歌詞の舞台として書かないような場所にしてしまうのも良いでしょう。
自然といつも使わないようなワードが出てくると思います。
以上になりますが、たくさん歌詞に触れてみてください。
言葉の絵具をたくさん見つけられるといいですね!
Q 歌詞のマンネリ化について
カズ
(カズ)
2026.09.20 作詞 ★0.0

自分で書いた歌詞をそのまま自分で歌う場合、歌詞の言葉とメロディの音節が自然に一致するのは当然として、逆に自分の好きなフレーズや、メロディとの好みの合わせ方に引っ張られて、
歌詞の言葉の選択肢が狭まっているかもしれない、
という点が以前から気になっていました。
先日、シンガーソングライターの志望者が集まるワークショップで、
数日間に渡ってテーマに沿った新曲を作り、5曲くらいを講師陣の方に見て頂く機会があったのですが、
まさにその点を指摘されました。
いい意味で言うと個性があると言うことだが、自曲の世界観が単一化したり、極端に言うと、
曲のテーマに合わないワードを選びかねないとのことです。
プロの専業作詞家の方の場合、好きなワード(選びがちなワード)や、メロディに対してのワードの合わせ方、と言うのはあるのではないかと思いますが、
そこから選択肢を増やしたり、いい意味でこれまでの自分っぽさからの脱却をするために、
どのような心がけやトレーニングをされているのか、もしご経験がありましたら、
教えていただければと思います。
よろしくお願いします。






















